ムダ毛基礎知識

そもそもムダ毛ってなに?

陸上に住む哺乳類は、基本的には全身、毛で覆われています。
唯一の例外である人類も、遠い昔は同様でした。
衣服を身につけるようになり、防寒や防護の役目が終わり、長く密集していた体毛は退化し、時代とともに少なくなってきたわけです。

ところが、人の皮膚をマイクロスコープで拡大して観察すると、全身に毛穴の存在を確認できます。
微細な毛がびっしりと生え、皮脂が分泌されているのです。

例外は、手のひらと足の裏で、毛があると、歩いたり、食べ物をつかんだり、木登りをしたりするのに支障を来たすため、ここだけは毛穴は毛が生える穴ではなく、汗や皮脂が出る穴としてのみ機能しています。

マイクロスコープで拡大して見ないとわからない毛を、だれもムダ毛とは言わないでしょう。
そもそもムダ毛という概念は、解剖学や病理学にはありません。
現代の美容用語として普及した名称です。

一般に、顔、腕、手、わき、胸、ビキニライン、おなか、背中、脚などに目立って生えている、美容上好ましくない体毛を、ムダ毛と呼んでいます。
そして、ムダ毛という言葉は主に女性が使います。

ただし、世界的に見ると、白人女性の体毛は色が目立たないので、ムダ毛処理に積極的な人は少数派。
海外のビーチやプールでは、ビキニ姿の女性がわき毛をこんもり生やしている姿は珍しくないものです。

日本人の場合、ほとんどが黒い体毛なので、色白の人ほど目立ちます。
また、日本人女性の美意識のレベルが高いので、ムダ毛という美容用語が定着しているのでしょう。

 

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